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2026年4/24日の日没〜4/25日の日没まで安息日を過ごしました。
安息日とは、ユダヤ教聖書(タナハー)『創世記』において主が六日間で世界を創造し七日目に休まれたという記述に従い、私たちも七日目には休もうという日です。
細かいことは過去記事にもあるため省略しますが、ユダヤ教では一日を日没で区切るためにこの安息日は金曜の日没〜土曜日の日没までとなります。
場所は今のご時世なので伏せさせていただきますが、今回も私が去年からお世話になっているルバヴィッチ派(ロシア発祥の超正統派の一派)の方々とお祝いさせていただきました。
安息日は金曜の日没から「お祈り」→「パーティ」→「解散」という流れになります。
最初はシナゴーグ(ユダヤ教の教会、より正確には集会所)でお祈り。
はじめて参加したときは非ユダヤ人は参加できませんでしたが、最近は参加させていただけてます。
そういえば以前からシナゴーグで見る度に素敵だなと思っていた王冠などが刺繍されたカーテンですが、Parochet(パロヘット)というものらしいですね。
これはトーラー(タナハーの中で最も重要なモーセ五書)の巻物を収める聖櫃の扉を覆うためのカーテンです。
生地はベルベット地のものが多く、代表的なデザインとしては王冠やメノーラーが刺繍されています。
これがもう、めっちゃ素敵なので是非Parochetで画像を探してみてほしいです。
部屋に飾りたいとか言ったら怒られますかね。笑
お祈りではラビと何人かの方々が祈祷書を読み、どのような内容かはわかりませんがリズムが心地良いユダヤ教の音楽を参加者で歌います。
もちろん私は何となく聴き取れた部分を合わせてる歌ったりリズムを取っているだけです。笑
ちなみに有名なのは、Lecha Dodiという安息日を花嫁に喩えた曲らしく、私も聴き覚えがありました。
今回の安息日は、いつも以上に敬虔な方が多いようでして、宗教的な装いの方が目立ちました。
たとえば、タリート(礼拝の時に着用する布製のショール)を身にまとう白を基調とした装いの方々などが印象深く、常連の方の話では彼らはラビとは別グループらしく、もみあげのデザインで何となく見分けがつくそうです。
ユダヤ教超正統派ではもみあげを切りません。
このことは、男子は3歳になると親から教えられるのだとか。
ただ、もみあげを伸ばしてどうするかは自由で、これは宗派などでスタイルが分かれるようです。
今回印象的だった方々は、くるっと巻いたもみあげでネットやドラマなどで割と見るスタイルですが、ルバヴィッチ派には確かにあまりないスタイルですね。
以前に見たドラマ「アンオーソドックス」に登場したアメリカのNYを拠点とするサトマール派には、このようなスタイルの方も多いです。
そしてお祈りが終わると、安息日のパーティ会場へと移動。
ちなみにこの日は、嬉しいことに日本イスラエル親善協会(JIFA)でできた友人二人も一緒に参加してくれました。
さらに常連の友人と彼の同僚さんも参加されてパーティでは日本人5人の席が…!
いや、普段日本人めっちゃアウェーなので、この日は正直心強かったです。笑
(しかも英語話せる人たちがいるのがね、ほんとありがたい)
ラビのお話はやはり愉快だったようで、様々な国から来られたユダヤ人の方々や英語のわかる日本人メンバーはかなり笑っていました。
私はいつもながら雰囲気だけ楽しみます。
いつもユダヤ関連の行事に来ると、英語覚えないとな…ってなるのですよね。
ちなみにオーストラリア?かどこかから来たユダヤ人の方が、「様々な国を旅してシナゴーグを巡っているんだ。でも、日本のシナゴーグが一番ぶっ飛んでるよ」
と話してました。笑
ちなみに私ははじめて来た時にラビに「ウェルカム!君は日本が好きかい?」
と聞かれ突っ込むことができずに見事に固まりましたね。笑
ラビの日本人ゲストへの鉄板のジョークのようです。
私はルバヴィッチ派はみんなこんなオープンな雰囲気だと思っていたのですが、他所の国に行ったらそんなこともないのかもしれません。
こちら有料記事にはなってしまいますが、はじめて安息日に参加したときのことについて書いています。
ロシア・ベラルーシではユダヤ教=ルバヴィッチ派ですので、私の移住先である「ヴィーツェプスク」でもお世話になる予定ですが、日本のこのノリの良さを基準にすると大変なことになるかもしれませんね。
ちなみに私のJIFAの友人たちは見事に全員の前で自己紹介の洗礼を受けてました。
これはじめて来た人は安息日のパーティに参加したユダヤ人ゲストたちの前でやるのが恒例なのですよ。
私もはじめての時にさせられたので事前にありますよと彼らには話しておきましたが、皆さん緊張で震えてましたね。
そんな中で「私はヘブライ語をDuolingoで勉強していて、イスラエルやユダヤ教文化にとっても興味があるんです(意訳)」
と答えたYさん。
するとラビが「イスラエルはでもいろいろとクレイジーだからね、(意訳)」
とブラックジョークを。
ちなみにラビは初めて話した時にわかりましたけど、かなりブラックジョークも好まれる方です。
私ははじめての自己紹介で緊張してるとき、振られた話題に完全に優等生な返答しかできませんでしたが(こういうところは日本人的なんです)、Yさんは「日本人もみんなクレイジーだから大丈夫!(意訳)」
と返してゲストたちから爆笑を取っていまして、マジでつえぇ…って思いましたね。
そのセンスがほんとほしいです…。
あと、次に登壇したTさんが話そうとした瞬間に照明が消えるという奇跡が起きて、それに対してのTさんのリアクション芸がザキヤマを彷彿とさせるもので、案の定ウケまくってました。
国際交流って一概には言えませんけど、如何に砕けられるかが大切だなって思いますね。
その点、私はお酒を飲んでもがっつり砕けることはできない方なので、親しくなるのに時間を要するタイプです。
逆に最初からふざけていいノリの場所で、相手にもキャラが通じてるなら行けるのですけどね。
そんな私ですが、当日は日本語も話されるイスラエルの方何人かとお話させていただきました。
近くの席に座っていたアラブ系イスラエル人の方は「アシュドド」という街から来たのだとか。
調べてみると国内人口第5位の発展した港町で、ハワイのような素敵な雰囲気でした。
こういう縁もあったことですし、イスラエルに旅行した時は立ち寄りたいものですね。
そして最後にちょっと嬉しいサプライズもありました!
なんと書道をやってるらしいユダヤ人の学生さんが、自分で書いてきた作品を配ってくれました。
こちらは「神」と書いているようです。
書道に無知な私にはわからないのですが、理屈とかではなく心に訴えかけてくる力強さを感じますね。
こういう風に旅先で相手の国の文化でサプライズができるって素敵だなと思いましたし、こういう頂き物はほっこりしますね。
相当な人数のゲストが今回も参加していたのに、その一人一人のために一枚一枚書いたというのが、本当に粋だなと思います。
今は世界的にユダヤ人への風当たりというのは強くなっていて、そういう中で日本は治安が良いし安全な旅先として選ばれているみたいです。
こうやって日本文化にそれこそ私なんかよりよほど関心を寄せている人も多いです。
私は正直愛国心とかそういうのある人間では全くないですけど、せっかく来たなら良かったなと思って帰ってほしいですし、相互理解のこれ以上ない機会だと思うんですよね。
日本人の大半はイスラエルとか世界各国のユダヤ人のことも知らないわけです。
それこそネットで過激な発言してる人たちなんかは、ほとんど知らないと思いますよ。知らない相手だからこそ、どんな風にでも妄想できるし殴れるわけですからね。
私は別に一人で日本とイスラエルの架け橋にとかは全く思ってないですし、私の思想を知る人なら私が日本という国に対して別にどうこうしたいという想いが全くないということはよく知ってくれているのかなと思います。
ただ、せっかく私は日本語が使えて縁あってユダヤ教やイスラエルについて学ぶ機会もいただいたわけです。
中には私の勝手な解釈も多いですけど、たくさんの良い影響もユダヤ教の思想や人との触れ合いから受けてきて人生を好転させることもできました。
そのことを学びとしてアウトプットしていく中で、誰かにとって知る機会を提供できたら嬉しく思います。
ですから皆さんは、あくまで私視点の一方的な情報にはなってしまいますが、ユダヤ教やイスラエルってこういう感じなのか…くらいに気楽に楽しんで読んでもらえたらなと思います。
こんなこと書いてますけど、私も去年までなんとなく興味や惹かれるものはあったものの全く知りませんでした。
なので一緒に楽しく勉強していけたらなと思います。
次回は安息日の後半について書きたいと思います!
最後までありがとうございました!
以下は私が読んだ中でも特におすすめの一冊です。
ユダヤ教の祭日とか、愉快で独特なイスラエル文化などについて書いててめっちゃ面白いので是非読んでみてください。
