もうあの頃のようには読書を楽しめない

昔に比べてすっかり読書が遅くなったと思うこの頃です。
要因はいくつか考えられますが、最も大きなものは以下の二つでしょうね。

・電子書籍で読むようになった

・自分が小説を書くようになったため

電子書籍はどうしても読書以外のことに気を取られてしまい集中力が続かないです。
自動的にいわゆる「ながら読書」状態になってしまうのです。

また、紙の本よりもブルーライトで目への負担が大きいというのもありますね。

ただ、こればかりは家のスペースと等価交換だから仕方ありません。
私はベラルーシのヴィーツェプスクという都市への移住も目指していますので、持ち物に関してもできるだけ身軽でいたいです。

もし、今の場所に骨を埋めるつもりならメンタリストDaiGoみたいな部屋にするのもおもしろかったかもしれません。

なら自分が一番、本を読んでた時代っていつ頃だろうなと考えると、本の数だけで言うなら2010年代前半くらいだと思います。

ちなみに最近は2010年代を懐かしむムーヴを見かけ、衝撃を受けています。
私の感覚だと、この時代って新しく感じるのですが私たちがゼロ年代を懐かしむのと同じなんでしょうね。

でもアニメだったら『ソードアート・オンライン』とか『K』とか15年くらい前なんですよね。
まあKのキャラとかメンズナックル系の名残りありますもんね…。

冷静に考えて戦慄します。
これ以上話がそれないよう戻しますけど、当時の私はと言えばライトノベルにちょうどハマりだしたころでした。

当時最新のものからゼロ年代のものまでかなり読んでましたね。
さっき名前をあげた『ソードアート・オンライン』もそうですし、アニメもやってた『東京レイヴンズ』や『ハイスクールDD』。

今の自分の作風に強い影響を与えた『黄昏色の詠使い』『飛べない蝶と空の鯱』『花守の竜の叙情詩』のような美しいファンタジー作品。

他、ファミ通文庫の野村美月先生のシリーズなど、ライト文芸、今で言えばブルーライト文芸に入りそうなものも読んでました。
野村美月先生の作品は『ヒカルが地球にいたころ……』が一番好きです。

あとは『さくら荘のペットな彼女』とかどれだけ泣かされたことか…。
あそこまで青くさい作品、今読んでも当時ほど感動しなかったと思うので出逢った時期が良かったなぁと思います。

ちなみに当時の私はふらふらした日々を送る通信大生でした。
埼玉の土呂にある図書館で課題をこなし(終わっても終わらなくても)、ブックオフの100円コーナーでラノベを漁る。

もちろん新品でも買ってましたし、初版にこだわったりもしてましたよ。
帯びとかついていると嬉しいですしね。

そして大宮まで戻って東口に当時はあったピアーズカフェで読書というのがお決まりのコースでした。
ちなみにピアーズカフェ、調べたら今はたったの3店舗しかないことがわかり衝撃です。

大宮以外の店舗はわかりませんが、他の近隣のカフェのような喧騒がなく、内装も90年代のNYを彷彿とさせる感じが好みなんですよね。

あとニューヨークチーズケーキが絶品です。
あそこのを食べたおかげで、私はチーズケーキが好きなんじゃない!
ニューヨークチーズケーキが好きなんだ!ということを知ることができました。笑

ただ、途中で味が変わってしまったのでけどね…。

話がまたそれまくりましたけど、ピアーズカフェ大宮店にはたくさんの思い出がありますのでお許しを。

本当に何冊あそこでラノベ読んだかわかりませんからね。
今では信じられませんが、当時は一日に三冊とか平気で読んでました。
一冊大体2時間から3時間とかで読んでました。

もちろん、紙だったというのもあるでしょうが、一番大きい要因は私自身が創作活動を始めたことで、読書がただの娯楽でなくなってしまったことです。

読むことで何かを吸収しようとしたり、自分で作るならこうするなとかを考えてしまうのですよね。

なんなら当時は文章の上手い下手とかもわかってないまま読んでましたし、今では自分は上にあげたような作品なら野村美月先生とか、細音啓先生とかの文章とか、これこれこうで憧れるとか話せますけど、昔はそんなところを読んでる時に意識してなかったです。

でも私みたいな読者って実際に多くて、創作界隈のインフルエンサーの人たちが平易な文を書け!ってしつこく言うのも幅広い読者が取りやすいからなんでしょうね。

私的にはあの論調好きじゃないですけど、それはまた別の話です。

これは本に限らず、他のシナリオが関わる娯楽コンテンツ全般でも分析してしまいます。
後日、感想含めた記事を出しますけど先日、遠藤文子先生の『サラファーンの星』という硬派なファンタジーシリーズの第一巻を読了したのですが、内容がかなりヘビーというのもありますが読むのに二週間かかりました。

もう昔みたいに無心で娯楽を楽しめないと思うと少し寂しいですね。
紙から電子となり、私は創作をはじめてこの10年と少しでいろいろと変わったなと思います。

ただ、これも決して悪い変化ではなく一つの作品に以前よりも深く潜ることができるようになりましたし、今の私が読む本は当時のラノベばかり読んでた頃からは考えられないほど広がりました。

成長して歳を重ね、昔は良かったなと思い返すことはたくさんありますけど、そのフェーズごとに楽しみってあるはずですからね。

そんなこんなで今回は完全に私のぼやきになってしまいましたが、最後までお付き合いいただきありがとうございました。